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    • 小説とわたしと日常
    • 思いついたこと

なんに使えるかわからないけれど

Posted by admin on 2015年7月13日

どうしても唆られてしまうのが、各地地域の物産展です。普段手に入らないものが身近になるというのはなんとも楽しく、希少価値があるからこそ欲しくなる、というのは人間の心理的に確かにあるものだと思います。もちろん、質や量、食べ物だったら美味しさなども購買する時はとても大切な要素になるとは思うのですが、やはり各地のものというだけで美味しそうな気がするのが不思議です。実際、ほっぺたが零れ落ちるほどだったり。
私もそういったものに目がないひとりです。旅行も大好きで、名産物や酒は必ず買って帰ります。そういったもののリサーチも如才ないのです。人間の大きな欲求に食欲と睡眠欲、そして物欲がありますが、私はこれに従順です。特に寝ることは大好きで、どこでも眠れるというのは私の特技の一つであると言っても過言ではありません。今まで眠れない、ということがないのです。ものに対する欲望は特に小説と言った本などの類が当てはまります。
新刊のチェック、面白そうなストーリー、作家の発見などは私の楽しみの一つで、作品名を言われればだいたいそれを執筆した人の名前を答えられます。何に使えるのか皆目検討がつかないちょっとした自慢ですが、好きこそものの上手なれ。これからも誇っていきたいと思っています。

Filed under: 思いついたこと

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直ぐそばにあること

Posted by admin on 2015年6月27日

偉業を成し遂げた、という言葉があって、私は偉人と呼ばれる人たちを題材とした小説をこれまで何冊も読んでいます。なるほど、確かにとても興味深く、波瀾万丈で、スリルのあるお話が多かったです。その業績もさることながら、人間的に尊敬するに値する人の行いは感心します。でも、私は、もうちょっと身近なところにある「凄さ」に興味を覚えます。世間の話題にもならないし、褒め称えられることでもない。しかし、素晴らしい事を成し遂げている人はいくらでもいるのだと思います。
そういうところにこそ、人間的な「素晴らしさ」はあるのだと思います。例えば、毎日、お金にもならないのに町のゴミを拾う人、誰に労われるわけでもないのに家族の介護をする人、見る人から見れば「アタリマエのこと」かもしれません。しかし、当り前の中に私は「偉大なこと」が潜んでいると思うのです。
あまり理解をしてもらえないのですが、先日、日経新聞のコラムで、正岡子規の妹、正岡律に関する記事がありました。とても興味深く、私と同じように考えている人もいるんだ、とストンと心のモヤが晴れました。
大きい目でみることも大切だけど、そういうところに視点を置くことをこれからも続けていきたいと思っています。

Filed under: 思いついたこと

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現実だってみずみずしい

Posted by admin on 2015年6月12日

特にすることのない休日はぶらりとお散歩に出て、本屋に行くことがおおいです。いつの間にか足が引き寄せられていて、気づくと沢山の書籍に囲まれています。この前のお休み日もそうでしたが、いつもと違うことがありました。家を出た時に、近所の人に挨拶をしてもらったんです。普段、会わない人だったので、なんとなく新鮮で、こちらからも、し返して、それがとても鮮やかなことだったのです。
それから、道を歩いていると、目の前に鳥が降りてきます。鳩でもなく雀でもない普段、眼にしなタイプだったので、それもフレッシュでした。そんな事が、実際は小さい出来事なのですが、その日の私にはちょっととびきりにうつって、遠回りをすることに。いつもと違う往来、なんだか、よく知っている町なのに、一本道をそれるだけで、そこは私の知らない景色が広がっています。
面白い造りの家や、凝った庭。変な形の道路や、隙間をうまく利用してある公園。少しの緑。季節の花。
発見って、こういうことなんだな、と気付かされます。新しい場所に赴くのもいいけれど、住み慣れたと思っている世界にもまだまだ未知なる部分がある。視点を変えると風景が変わるんだな、と。読書していても気分と気持ちで変わる感覚がリアルでも得られることに感動しました。

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朝まで読書は翌日が辛い

Posted by admin on 2015年5月29日

先日ミステリー小説を読んでいて、気づくと、深夜になっていました。時計を見ると、二時二十二分。あ、ゾロ目と思いながらも急いで歯を磨き、ベッドに入ります。目を閉じて眠ろうとしたのですが、読みかけの続きが気になって頭は妙に冴えています。「どうなるのかな」「解決できるのかな」と悶々としているうちに、三十分が経過してしまいます。次の日は朝早く出かけなくてはいけない用事があり、もう夢の世界に飛ばないと、起きられません。ですが、焦れば焦慮るほど、眠気は遠くなります。
目を瞑っても、鮮やかに推理する探偵の像が浮かび、怪しい人物が下卑た笑いを浮かべ、ヒステリーを起こす女性や、オドオドする男性が想像の中で駆け巡ります。「だめだ!」と思い、電気を点けて読むのを再開。もうこうなったら朝までコースです。致し方ありません。
結局、眠い眼を擦りながら着替えて家をでることに。しかし、読み終わって幸せな心持ちです。電車に揺られながらうとうとしているといつの間にか眠ってしまい、はっと目を覚ますと、降りなくてはいけない駅を遥かに通過。急いで逆方向のホームへ。結局、その日はなんとか間に合ったのですが、あんまり夜更かしをしないよう、長編のお話は控えようと反省をしました。

Filed under: 小説とわたしと日常

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旅行は楽しい!

Posted by admin on 2015年5月14日

こないだ旅行に行った時のお話です。現地の食材を使った料理を食べるのがとても好きで、とある県に行った時に、現地で仲良くなった40代過ぎの女性が自宅でさつまいもを作っていて、それを地域コミュニティの人たちとみんなで焼いて食べるから、良かったら集会場に来たら? と誘われ、行くことに。とても面白い経験ができました。
その時、趣味の話になって「読書が好きです」と言うと、おすすめな本は? と聞かれ、いくつかを答えました。どんな内容かあらすじを話すと「いいなぁ」と羨ましがられました。その地域には書店が無く、かなりの距離を行かなくては買えないので「じゃあ、いくつかダブっているので送りますよ」と、美味しいおやつのお礼ということにしました。
自宅に帰ってからダンボールに、間違って同じものを二冊購入してしまっていたうちの一冊を入れていき、梱包して、ガムテープで閉じて送りました。その後日、お礼状と沢山の野菜が届きました。とても美味しく、こういう繋がりっていいなぁ、とじんわり。ここで終わらせるのは寂しいので、お手紙を送ると、また返ってきて、と文通が始まりました。
縁はわからないものです。また、あそこに行きたいな、と思いながらも、忙しさゆえに動けなくて溜息が出てしまいます。

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浮気はダメよ

Posted by admin on 2015年4月28日

美容院に行くと、必ず持参の小説を読むようにしています。行き慣れたサロンなので、切ってくれる人も不用意に話しかけたりせず、黙々と作業をしてくれます。何も言わずともこちらの意を汲んで毎回ステキなヘアースタイルにしてくれます。たまに絶妙に良いタイミング「何を読んでいるんですか?」と聞かれ、答えて、会話が弾む事があります。
お店選びの基準として、読書の空間に合うかというのは私にとって重要な問題です。長居をする場所は特にそうです。ですから、少しネイルやまつげエクステは退屈です。手や目が自由に動かせなければ何も出来ないのです。そういう時は妄想の世界に入ります。「あの登場人物は物語の後こういう行動をしそうだな」「いやでも、こういう風になるのも面白そうだ」「ああ、あの話は考えてみればこういうことだったんだ」そして、突然、感極まって涙を流したりするのです。すごく不気味です。カフェでもそういう事があり、ぎょっとされます。しかしそこは通い慣れた場所です「いつものことだ」で済ませてくれます。行きつけはこれだからありがたいのです。そこまで親しくなくとも、こちらのことを分かってくれているので適度の放置をしてくれます。だから私は浮気をあまりしないんです。

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あれも欲しいこれも欲しい

Posted by admin on 2015年4月13日

コンシェルジュ型のお店が最近増えていて、よくお買い物をします。通販でも店舗でもあるのですが、これは、集合住宅のようなもので、トップにいる人、管理人さん的立場がオーナーの方で、そこに入っているお店の人が紹介をしている、といった感じです。各分野の有名人や著名人の方、興味がある人が大々的に「これはいいものですよ」「面白い物なんですよ」と魅力的に謳っているとついつい欲しくなってしまうのが人間の心情です。くそう、この、商売上手! 作家さんが推している製品なんかは垂涎もので、ついつい手に取ってみたり、カートをクリックしてしまうのです。
今まで知らなかったとても素敵な商品を目にでき、それがとても優れていると言われるとなんとなくお財布の紐も緩くなってしまいますよね。今月、お金が厳しいのに! と思いつつも欲望に負けてしまいます。先日購入したアンティーク色の濃いブックスタンドも一目惚れの品で、木目がとても綺麗です。つなぎの部分の鳥のモチーフが美しく、高かったけれど「一生もの」だし、と。このことばもクセモノです。良い日本語が沢山ありますね、「ずっと死ぬまで使えますよ」って言われるとお得な気がしてしまうんです。言葉って怖い、でも、すごく好きなんです。

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真夏の醍醐味はこれしかない!

Posted by admin on 2015年3月29日

甲子園は、最初の「ウオーン」というサイレンが鳴っただけで泣けます。ユニホーム姿でグランドに精悍な表情を見せる若い選手たち、どれほどの厳しい練習に耐えてきたのだろうかと考えると堪らなくなります。チームのメンバーと喧嘩をしたことでしょう。いろいろな事情を抱えてプレーする人もいる筈です。多感な年頃です。悩みも多く抱えています。しかし、一年に一度しかないこの大会に向ける情熱は計り知れないのです。
砂埃が舞い、声を出し、バットを振り、グローブをはめ、白球を追いかける彼らはとても輝いています。学生時代にこのような貴重な体験ができること、仲間と夢を語り、勝利を目指して走り抜けた思い出はきっと一生の財産になります。画面を見つめながら「頑張れ、みんな!」と誰も知らないのに身を乗り出して応援してしまいます。
そんなわけで、私は、野球小説が好きです。特に、学生が悩みながらも進んでいく話には目がないのです。大傑作ものが多く、何度も読み返したくなるものばかりで、知人友人にも「くどい!」と言われるぐらい紹介しています。嵌ってくれる人も中にはいて、会話ができ、嬉しく思います。とある大好きな球児好きの小説家さんがある年、観戦記をネットで連載していた事があり、むさぼり読んだことがありました。今年も読めるといいな、と思っています。

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友人の痩せたいお腹

Posted by admin on 2015年3月13日

友人がある飲みの席で「人生で初めて回らない寿司を食べた時はとても感動した。こんなに美味しいものがあるなんて素晴らしい世界だと思った。日本に生まれてよかった。だから、これからも食には貪欲に生たいね」と、肥満気味の身体を揺り動かしながら豪快に笑ったので、私もつられて笑顔になりました。メタボリックの再検査の通知が来て自棄になっているのが明白だったからです。
大好きなお酒も煙草も控え、烏龍茶を呑みながら、野菜をもしゃもしゃ食べるその姿は哀切でもありました。隣で唐揚げを食べる人にジメッとした目を向けるのもなんだか可哀想になるぐらい不憫でした。
彼にどうしてか女の子が一生懸命にダイエットに取り組む内容の小説をプレゼントしたくなりました。もちろん、なっただけでそんな事はしませんが。ぜひとも読んでほしいとふっと思い立ったのです。若い女性にピッタリな作品ですが、40代後半の男性にもある意味共感を呼ぶのではないでしょうか。題名は辛辣ですが、内容はなかなか深いのです。ぷにぷにしたお腹を撫でて「明日から朝マラソンする? 手伝うよ」と言うと、ひくついた笑顔で「いいよ、俺、マラソンすると脇腹が痛くなるんだよ、こう、じんじんするんだ。もっと楽してなんとかなる方法を考えるよ」と答えました。

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出陣するにはまだ早かった

Posted by admin on 2015年2月25日

先日、海に行きました。波は穏やかで晴れ渡った空との稜線が光輝きとても美しかったです。季節外れだったので海水浴を楽しむ人はいなかったけど静かな海岸もなかなか良いものでした。シーズンでは無いのに海岸沿いにあるお店は営業をしていて、いろいろと物色をしていると、隅の方にホラ貝がちょこんと置いてありました。手に取って眺めていると、どうしても欲しくなり、なんの使い道も無いのはわかっているのですが、歴史好きの私です。開戦の前に「ぶおおお~」という、アレ。どうしてもやってみたくなり、思わず購入してしまいました。
どんな音が出るのか期待しながら家に帰りました。逸る気持ちを抑えて吹いてみると、空気の抜けるような間の抜けた音が。何度かチャレンジしても全く思うような音は出ず、これは練習が必要だなと苦笑しました。
戦の時にホラ貝を鳴らす人のテクニックたるや、到底私には及ばない事を知り、古の武士に憧憬の気持ちが湧きおこります。とても私には肺活量が足りないのです。ふと、気付いたのですが学生時代、私はリコーダーが苦手でした。
そういえば小泉八雲は、煙草掃除を女中に頼む時にこれを用い、音で呼ぶのを楽しみにしていたそうです。
彼の著作は「耳なし芳一」と「雪女」が有名ですが、その生涯も調べてみるとおもしろく、島根に旅行した際は旧宅と資料館にいそいそと立ち寄りました。海外から日本に魅力を感じて移住してきた彼。私は彼のように煙草も吸わないし女中もいないけど、毎日ぷうぷうと歌口に唇を当て、練習しています。

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