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友人の痩せたいお腹

Posted by admin on 2015年3月13日

友人がある飲みの席で「人生で初めて回らない寿司を食べた時はとても感動した。こんなに美味しいものがあるなんて素晴らしい世界だと思った。日本に生まれてよかった。だから、これからも食には貪欲に生たいね」と、肥満気味の身体を揺り動かしながら豪快に笑ったので、私もつられて笑顔になりました。メタボリックの再検査の通知が来て自棄になっているのが明白だったからです。
大好きなお酒も煙草も控え、烏龍茶を呑みながら、野菜をもしゃもしゃ食べるその姿は哀切でもありました。隣で唐揚げを食べる人にジメッとした目を向けるのもなんだか可哀想になるぐらい不憫でした。
彼にどうしてか女の子が一生懸命にダイエットに取り組む内容の小説をプレゼントしたくなりました。もちろん、なっただけでそんな事はしませんが。ぜひとも読んでほしいとふっと思い立ったのです。若い女性にピッタリな作品ですが、40代後半の男性にもある意味共感を呼ぶのではないでしょうか。題名は辛辣ですが、内容はなかなか深いのです。ぷにぷにしたお腹を撫でて「明日から朝マラソンする? 手伝うよ」と言うと、ひくついた笑顔で「いいよ、俺、マラソンすると脇腹が痛くなるんだよ、こう、じんじんするんだ。もっと楽してなんとかなる方法を考えるよ」と答えました。

Filed under: 思いついたこと

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