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    • 小説とわたしと日常
    • 思いついたこと

本棚を買い換えようか迷いますが…

Posted by admin on 2016年7月12日

そろそろ新しい本棚に換えようかなと思い始めてはや三か月。今使っている本棚は父が学生の頃に購入したものらしく、私が生れるずっと前から家族の一員として君臨していた大先輩です。最初は父の本ばかりが並んでいましたが、父が新しい本棚を購入して私がこれを譲り受けてから何十年も、絵本漫画小説辞書雑誌やら何から何まで、私の本達を守り続けてくれたのです。もちろん私だけでなく家族みんなにとって思い入れのある本棚でもあります。若干の白身を帯びた優しい木色、幾重にも弧を描く木目には所々傷が付いていますがそれはご愛敬。中身の本や置かれる場所はしょっちゅう替わっているのですが、本棚だけはもう何十年もこれを使い続けていました。材質はおそらくタモの木でしょう、天板には歪みがなくとても丈夫です。
買い替えにあたってインテリア雑誌やインターネットなどで様々な本棚を見比べていますが、なかなかこれと言った本棚に巡り合えません。どんな本棚を迎え入れようかという事よりも、この旧い本棚をどうしようかという事に頭を抱えてしまいます。倉庫に入れておく、中古家具店に買い取ってもらうはたまた処分するなど考えましたが、思い入れの強い本棚だけに無下に扱うのは胸が痛みます。では買い換えなければいいのでは?スペースが足りないのならば新しい本棚を買い足せばいいのではと、もう一人の自分。至極全うその通り、そうして結局買い換え熱はふっと消えていくパターンがもう何年も続いているのです。こうして本棚は、すべての家具家電の中で最古の伝説を刻んでいくのでした。

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図書館ダイエットを決行してみたけれど

Posted by admin on 2016年6月27日

最近とてもお気に入りのカフェを見つけました。珈琲や紅茶はもちろん、スイーツがとても美味しいんです、手作りの日替わりシフォンケーキやスコーンは毎日食べても飽きない、素朴だけど味わい深い絶品なんです。そう、毎日食べても飽きないんです。と言う事で読書をしに行くという名目で、毎日カフェに通いスイーツを食べていたらあっという間に体重が増えてきてしまいました。
ダイエットをしなければとは思うのですが、運動は苦手ですし我慢の多い生活は嫌なんです。そんな我儘づくしの私にぴったりのダイエットを見つけました。その名も図書館ダイエット、カフェではなく図書館に読書をしに行くだけのダイエットです。カフェでは読書に飽きてくるころに「美味しいものが食べたくなってきたな」なんてぼんやりと思い始めて、お恥ずかしながら、いつの間にか本ではなくてメニュー表を見ている自分がいます。一方で図書館は食べ物の匂いや気配がありませんし、大好きな本がいっぱいあるので、一冊の本に飽きても他の本を読んだりしてひたすら読書に集中する事ができます。さっそく図書館に行ってじっくり読書をしてきました。気づけばあっという間に時間が経っていましたから、作戦成功なんてほくそ笑み、これを続ければダイエットにもなるし読書も捗り一石二鳥だと意気揚々と歩いていると、覚えのある良い匂いが鼻につきました。その匂いの正体は、お気に入りのカフェから漂うバターとお砂糖の甘く芳ばしい匂いでした。人間の身心とは不可思議なもので、匂いを感知した瞬間に空腹を感じ、お腹がぎゅるぎゅる鳴り始めたのです。カフェは目前にあります、この芳香な匂いと空腹感を前にして我慢する事なんてできっこありません。こうなったらダイエットは明日からにしよう、いや、明日は違う道で帰る事にします。

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カバーと中身が違うなんてとんだ辱め

Posted by admin on 2016年6月12日

わざわざ少し離れた純喫茶に来ました、いつも行くカフェとは違う重厚な空間を求めて。薄暗い照明に妖しく照らされたネイビーのベロア素材のソファ、低いガラスのテーブルに氷山の様なガラスの灰皿が鎮座しています。一見すると、老舗の~とか知る人ぞ知る~と言う雰囲気なのですが、ちょび髭の店主は気さくな店主が迎えてくれる素敵な店です。この独特の雰囲気で読みたいミステリー小説があるのです、だから何時もより長い距離を歩いてカフェまで来ました。
熱めのアッサムティを頼みます。一息ついて、本を開きさてと一文を読み始めると大きな違和感を感じ、それが確信に変わった瞬間、光の速さで本を閉じました。予想もしない事態に柄にもなく赤面が抑えられませんでした。驚きのあまりモノクロに反転する目をこすってカバーを確認、えぇ、カバーは持ち出した時と変わらないミステリーですけれど。なんと、中身は、センセーショナルな性愛小説なのです。何度確認してもやはりミステリーではない、「っ」から始まる吐息めいたセリフやら嫌でも目につく隠語が、ぱらぱらとめくっただけでも目について困ります。どうしようもなく、恥ずかしくなってきてしまいました。ソファに深く座り、肩をすぼめてこっそりと本の中身を確認して赤面していた私は、さながら中学生男子。せっかくこの雰囲気の中でお気に入り作家のミステリーを店熟読しようと思ったのに。全く誰が本の中身を差し替えたんだよって、それは私なのです。性愛小説をいつも行く女の子だらけのお洒落なカフェで公然と読む勇気がなく、表紙を差し替えて読んでいたのです。その時に差し替えたまま、戻さずにいて今このザマであります。
読書は諦めようと肩を落としていると、店主がキルト生地のティーコージーを被せたティポッドをテーブルに置きました。「その本いいですよねぇ」と落ち着いた声で言うのです。
「その本ってどの本ですか?」なんて頓珍漢な事を聞き返しそうになりましたが、そこは焦らず意味ありげに微笑んで軽く会釈しました。むしろこの大人の空間だからこそ、堂々と読むべきではないか?挑戦的な事を言ってくるドジっ子な自分と赤面する中学生男子な自分、どうしたらいいのか分からず漂う茶葉の香りに酩酊する自分を内包して薄暗い照明に飲まれた午後でした。

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音読は難しい

Posted by admin on 2016年5月29日

小学生の頃、国語の授業で先生にあてられて「では心をこめて大きな声で読んで下さい」と音読するよう指名された記憶があります。クラスのリーダー的存在の子でさえも、いざ音読を指名されると緊張してしどろもどろになっていたのですから、あれは小学生が経験する七代試練の内の一つだと、勝手ながら思っています。
改めて考えてみたのですが、静まり返った教室で自分一人だけ立ち上がり、見ず知らず紙上の人物に「心を込めて読む」とはかなり難儀ではないでしょうか。それを小学生にして完璧にできる人間がいたら、彼はよほどの演劇的才能をもっているか、あるいはクラスがかなりフレンドリーかくらいしか考えられません。もちろん音読の難儀性については先生だって重々承知しているから、一生懸命読んでいたらそれで合格な訳です。
では大人になってからの読書において、会話の部分を読むときの私の頭の感情移入具合と読み上げ時のテンションはどの程度のものか。無意識のそれを知りたいのですが、意識した瞬間にはもう純正無意識な感情移入は消え失せてしまうジレンマがあります。おそらく会話部もそれ以外も大して変わらぬ調子で読んでいる様な気もします、誰にも聞かれていないのだから、声色を気にせずに本の内容に集中し黙々と読んでいる、大人の読書の特権です。

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図鑑の虫を再考してみる

Posted by admin on 2016年5月14日

生き物図鑑というものを久しぶりに読みました。哺乳類や植物のページは平和に読み進められるのですが、いつ昆虫のページになるのか冷や冷やしていましtが、ついに「虫の世界へようこそ」蓬色の題扉に差し掛かり指先がざわつきます。
10代の半ばくらいから図鑑の虫コーナーが苦手です。普段は虫に対して苦手意識はないのですが、虫の顔が拡大されていたり虫の卵や体内の構造が解説されていて直視できません。何故かと言うと、そこに私の認識を越えた真の虫の姿が存在しているからです。きっと心の何処かで虫は非現実的な生き物だとみて見ぬ振りをしているのでしょうが、図鑑によって虫の生き物っぽさが可視化される事に慣れる事ができないのです。指先は凹凸のない紙に触れているだけなのに、神経を凍えされる強烈な気色悪さに触れている気さえします。
しかし、それは昔の話で今どう感じるのかは未知数です。意を決して題扉をめくってみると…目が醒めるような赤に反射の強い黒の丸、てんとう虫が目に入りました。てんとう虫なんて久しぶりに見た私ので、その色鮮やかさが自然が産み出した奇跡的なものなのだと感動しました。子供の頃はてんとう虫はそこら辺にいて、あの水玉も日常の中の一部として見過ごしていましたが、よく考えてみればかなり奇抜でおかしなものです。
そこからは、指先を脅かしていた気色悪さの影を忘れて黙々と虫の生態について読み耽ってしまい、気づいたら二三間経っていました。虫のページに対しての恐怖がなくなったとは、私もイメージに囚われない大人になったのでしょうか。それとも好奇心旺盛な子供に逆戻りしたのか、どちらにしても虫はおもしろい生き物です。

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大人が読む本

Posted by admin on 2016年4月30日

不思議の国のアリスの冒頭で、アリスがお姉さんの読んでいる本を覗き込んで「絵やおしゃべりのない本なんてつまらないわ」と言うシーンがあります。私も子供の頃は、大人というのは文字だらけの本を何時間も、これまさに大人しく、読みふける事ができる不思議な生き物だと思っていました。
本を軸に過去を回想してみると、懐かしさはもちろん色々な感情が蘇ってくるものです。幼児の頃は大きな声を出して絵本を読むというか見て楽しんでいて、小学生の頃は、授業の音読をとても恥ずかしく思っていたし、図書室で黙々と本を読んでる人は大人っぽく見えたものです。そして自分がその大人になろうとしてなんとなく読書をしてみたけどすぐに飽きてしまった中学生、難しい本より流行りの漫画ばかり読んでいた気もします。
何時からか自分が読む本には絵がなくなっていきます。それが何時かはっきりと覚えていないのですが。本棚を見る限り挿絵がある本は、ないはず、挿絵があったかどうかを覚えていないなんて少し寂しい気もします。
絵やおしゃべりのない本を読めるのが大人ならば、私はすっかり大人になっているはずなのですが、そう簡単に大人になれるものではないのものです。ではどうすれば大人になれるのか、今の私でも分かりやすく指南してくれる本があったら読んでみたいものです。

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本を注文したいけど

Posted by admin on 2016年4月15日

とても欲しい本があるのだけど近所の本屋にはどこも売っておらず、ネット通販も届くまで二週間はかかるとの事で、最終手段として近所で一番大規模な駅前の本屋に問い合わせて取り寄せてもらう事にしました。なぜ最終手段なんて劇的な言い方をしているかと言うと、本の題名を店員さんに伝えるのが恥ずかしいからで、当初は安い雑誌でカモフラージュしてこっそりとお会計して事を済ませる予定だったのですが、もう腹をくくって問い合わせてみるしかないようです。
どんな題名かと言うと、だらだらと芋づるのように長い上に「!」が多用されていて口頭で伝える際は特にテンションに困るものであります。取り扱っているテーマも、料理や音楽などメジャーなものではなく少し変わったテーマで、だからこそ何処も取り扱いがないのですが。
実は今私、迷路に凝っているんです。ゴールまでペン先を辿らせる側ではなく、自身が紙の上に迷路を描いていく側です、複雑だけど絶対ゴールまでつながっている正確性を持っている迷路を描く事が趣味と化しています。迷路のテキストがたくさん載っている本は売っているのですが、自身で迷路を作るためのハウツー本たるものは取り扱いが少ないものなのです。
この際本は諦めてインターネットで情報収集すればいいのでは?と思って検索してみたのですが、どれも似たり寄ったりな情報ばかり、それくらいはもう分かっているからもう少し踏み込んだ情報が欲しい、あの本はディープな情報が列挙されているらしいのです。
駅前の本屋さんはよく利用するので、変な趣味がある事をあまり知られたくない気もしますが、大きな本屋さんだからこそ他の注文客に紛れ込む事ができるのでは…。
ぐるぐると思考が巡ります、こうしている今まさに頭の中に迷路ができてきた手ごたえを感じます。

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真面目な辞書あそび

Posted by admin on 2016年3月31日

辞書を使ったおもしろい遊びを発明しました。ルールは簡単、目を瞑り辞書を適当に開きページに指を這わせ、ここだ!と指が位置したところに一番近い単語をノートにメモします。5つほど出揃ったところでその単語を合わせて何かを作るおひとりさま遊びです。
ウキウキしながら勘だけで集めた単語は色・波浪・爪・構造主義・割り勘。はて、この語群から何が作れると言うのでしょうか。爪と色はなんとなく繋がりそうですが、波浪のハロー感と構造主義の堅苦しさと割り勘の世俗感をもって、何かを作るなんて、遊びと言うには頭を使いすぎます。構造主義的に割り勘する事になった、爪の色が派手なはろうさんは…適当な言葉遊びだけでは何かを作ったという実感がありません。そもそも私はここに挙がった言葉の意味を理解しておらず、文字感覚にしか頼らざるを得ないなんてお恥ずかしい限りです。
辞書を再度開き勘で引き当てた言葉を地道に調べたのですが、薄く滑る独特の紙質とぎっしり詰まった細かい文字に手こずり目が眩み、自分がかつて開いたページには思えなくて迷子になった気分です。
こうやって紙の辞書を使って調べものをしたのは何時以来だろう、これが本来の辞書の使い方なんですよね。適当に思いついた遊びによって、スマートフォンの便利さに身を委ね紙の辞書をめっきり使わなくなった事によって変っていった自分について思い知らされたのでした。

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受賞作品を読んでたけれど

Posted by admin on 2016年3月17日

純文学として受賞する文学賞の発表がありました。私は、受賞が予想されていたその作品は発売日に買って読んでいました。発売前から注目を集めていたことと、作者さんにとっても興味があったからです。エッセイはいくつか読んだことがありました。
いずれは小説を書くのではないかと言われていた方だったので、出版されると聞いてこれは読んでおかなければと思ったのでした。実際に読んでみたところ、ストーリーがどんどん展開されていくというタイプではなく、地味に時間経過とともに出来事が語られるというものでした。正直、少し物足りなさを感じてしまいました。ただ、もうひとつかふたつこの方が書いた小説を読んでみなければわからない、という感想を持ちました。なんだか一つだけ読んであれこれ言うのはもったいないような気がしたのでした。
その作品が文学賞を受賞して、予想はしていたもののよく獲れたなあというのが正直なところです。選考委員の先生方は絶賛していたので、もう一度読み直してみます。行間を読み取らなきゃならないし、一見回りくどいと思われるような表現もよく吟味して読むとよさが確認できることでしょう。受賞前に読んでいたことはちょっとした自慢です。

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電車に乗っていこう

Posted by admin on 2016年3月2日

電車に乗って出かけた時に、たまたま何も本を持っていませんでした。メモ帳とペンだけはバッグに入れていたのですけれど。そういう時に限って、なんだか文字が読みたかったのにと思うのです。
手持無沙汰でドアの前に立っていると、目に飛び込んできたのはドアの上に広がっているこの電車の路線図でした。今走っているところはどこなのか、これから行こうといこうとしているところはいくつ先の駅なのか、見ているとわかります。それから、普段乗っている駅はどのあたりなのかとか、乗ったことがない路線はどのあたりなのかと探してみました。これがなかなか楽しくて、気がつくと路線図を端から端までほぼすべての駅名を読んでしまっていたのでした。
そして、ちょうど読み終えた頃に目的の駅に到着しました。タイミングもばっちりでした。一通り読んだとはいえ、固有名詞を覚えるまでには至りませんでした。けれど、降りたことのない駅にはいつか行ってみたいと思います。ターミナル駅ならショッピングモールがあるでしょうし、その中には書店がきっと入っているはずです。また、各駅停車しか止まらない小さな駅には、古書店がひっそりと営業しているかもしれませんから。まだまだ知らない本屋さんと出会うのが楽しみです。

Filed under: 思いついたこと

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