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本好きな人はいとをかし、そして愛おしい

Posted by admin on 2017年9月20日

「文学女子風マニッシュ暗髪」「才色兼備の読書家美人」時折みかける本にまつわる美人像。知的でどこかアンニュイな雰囲気が漂っていて男女問わず魅力的にうつるのでしょう。漫画や小説で、明るく元気いっぱいな女性と対比軸で登場する、物静かで儚げな女性像。一人でいる時に窓辺で本を読んでいたり部屋には本がいっぱいあったり、ミステリアスだけどじつは優しくて一途、現代日本の典型的な文学少女のイメージと言ったところでしょうか。フィクションだからこそなせる完璧なまでの文学性をまとったキャラクター像、女性だけでなく男性も、彼らに惹かれるのは憧れもしくはお恥ずかしながら自己同一化してるのかもしれません。平安時代においては質の高い詩を詠む事ができれば、それだけで美人とされたらしいのです。一方でどんなに顔や佇まいが美しくても、詩がいまいちだと、今でいうモテない・イケてないと言われる事もあったのだとか。文芸に秀でた女性が美しいと感じるセンスは今もむかしも共通しているものです。
私個人としてはその人がどんな見た目・性格であろうと「本が好き」というだけで好感を持ちます。眩いほどお洒落で華やかな人が読書家だったら、その裏腹感に魅力を感じますし、いかにも本が好きそうな人が読書家だったら、外見とのギャップ云々考える間もなくさっそく本の話をしたいと思ってしまいます。そう、私はフィクションでもリアルでも、本好きの人が好きなのです。

Filed under: 小説とわたしと日常

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