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美文家と悪文家の条件

Posted by admin on 2018年5月7日

読みやすい文章を書く人は美文家、読みづらい文章を書く人を悪文家と言います。難解な研究結果や考察を多くの人に読んでもらうためには読みやすい文が好まれ、学者にとって良い文章だと評価される事は研究と同じくらい大切な事なんだかとか。美文という言葉、気に入ってしまいました、読みやすいから易文などではなく、美しいのです。それに引き換え悪文とは、とってもワルくて怖そうな印象ですよね、そんなレッテル貼られたら堪りません。文体ってその人の思考の癖が顕著に顕れていて、良くも悪くも、書物を読むにあたって深みを与えてくれるものだと思います。友人は普段、難しい言葉は使わず分かりやすく明朗に話すのですが、いざ文章を書かせると彼女の話し言葉からは想像もつかない、うねりの利いた条文のような文章が繰り出されるから驚きです。以前手紙をもらったのですが、花模様の可愛らしい便箋に筆圧の濃い字で堅苦しい文章が書かれていて、便箋と文章のアンバランスさはもとより普段の会話の調子との違いに驚かされたのを覚えています。ずいぶんお堅い文章を書くねと言うと「え!そうかなぁ?ぜんぜん自覚ないかも……いつもあんな感じで書いてるから」と言っていました。悪文家で有名な哲学者、友人にあてた手紙は茶目っ気のある読みやすいまさに美文だったという話があります。文体は読み手としての他者があってこそ初めて評価されるものであり、それは誰かに宛てたか何を書いたかによって容易く変るものなんですね。

Filed under: 思いついたこと

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