気付くことの大切さ
Posted by admin on 2015年8月11日「物語を楽しむコツってなんかある?」と先日、知り合ったばかりの人に聞かれました。私はこれはちょっと考えてみなくてはならない。と思い、「答えが出たら教えるね」と言って、その場は分かれました。今まで、考えもしなかったことです。「そういえば、私、どうしてこんなにハッピーな気持ちで物語といつも向き合っているのだろう」と改めて考えるキッカケにもなり、質問をもらえて本当によかったなぁ。と思ったのです。
ずっと、それこそ、子供の頃から親しんできました。それこそ生活の一部で、切っても切り離せないものであるからこそ、深く考えたことはなかったのです。当り前に面白いものという認識で、そこに工夫とかそういったものを要する必要もなかったのです。
しかしそれは、ただ思いつかなかっただけで、もしかしたらずっと培ってきたから気付かないのかも知れないな、と気付きました。スポーツをして上手くなると、初心者だった頃の気持ちを忘れてしまうように。だからこそ「初心に帰る気持ちで」とよく言うのかもしれません。もう一度、初めて読んだ本の感覚を思い出してみようと思いました。もしかしたら、もっとずっと新鮮な気持ちでうきうきする気分を味わえるかもしれません。