Posted by admin on 2024年1月19日
少し前に水木しげる生誕100年記念作品として「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」(通称:ゲ謎)が公開されました。
この映画は公開されてすぐに、これはすごい!!、大人だけど楽しめる、むしろ大人向け、良いバディものとSNSを中心に口コミが一気に広がり大ヒットしました。
わたしも子供の頃、学校の教室にあった水木しげるさんの妖怪の本が大好きでずっと見ていましたし、鬼太郎のアニメも見ていたので気になって見に行きました。
正直そこまで期待していなかったのですが、はじまってすぐに横溝正史……というか犬神家の一族を思わせるような雰囲気で一気に引き込まれました。
山奥の村の因習、遺産相続で親族が揉めるているなかの殺人……アニメ映画とは思えないほどドロッドロで、容赦ない展開が素晴らしく、評判通りの映画でした。
たしかにこれは大人向けですね。子供が観るには色々な意味でハードかと思います。
鬼太郎は1968年の第1期から第6期の2020年という幅広い年代層が観る期間アニメ化されてきましたので、誰もが知ってるに値すると思われるのものヒットした理由のひとつかなと思います。
今、巷では鬼太郎のグッズが爆売れされているようです。
わたしも久々に子供の頃大好きだった、水木しげるさんの妖怪図鑑がまた見たくなりました。
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Posted by admin on 2023年12月19日
先日、なんとなく喉に痛みが……。鼻水もでる……。
風邪かなと思ってあわてて薬局で、風邪薬やら漢方やらを買って飲みました。これで一安心と、帰ってからゆっくり就寝。
ところが、薬が効いてるであろうときはなんとなく大丈夫なんですけど、切れたら咳もでるし、鼻水もでます。
そしてゾクゾクもしてきたので体温計で熱を測ると37度と微熱がでてました。
うーん…ただの風邪だといいんだけど……。
世間でマスク規制はなくなったもののコロナウイルスがなくなったわけでもないし、インフルエンザだって流行っています。
微熱でもコロナ陽性って話もきくから、念のため検査を受けることにしました。
その頃には熱は下がっていましたが、コロナやインフルエンザの疑いがある人は予め電話で連絡をとあるので、一応電話で確認してから病院へ。
同じような人が多いのか、予約時間に行ってもなかなか呼ばれず。ソワソワしながら、電子書籍を読みながらリラックスして待つこと40分。ようやく呼ばれて、診察へ。
診察はいつも通り、聴診器で胸や背中の音を聞いたり、爪から酸素濃度を測ったりするだけでした。
やはり一応、インフルエンザとコロナの検査をしましょうと言われて、鼻の中に検査の棒のようなものを入れられました。
激痛(泣)
え、こんなに痛くてつらいの?
わたし実はインフルエンザにもコロナにもかかったことがなくて、はじめて検査しましたのであまりの辛さにびっくりしました。
終わったころには涙と鼻水でぐちゃぐちゃ。結果は陰性で一安心でしたが……検査がもうトラウマレベルです。
絶対今後はインフルエンザ、コロナ、風邪にはかからないようにしようと心に誓いました。
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Posted by admin on 2023年11月20日
11月もいよいよ終わりですが、寒くなったり気温の高さがぶり返したりと、気候に振り回される日々が続きますね……
個人的に秋から冬にかけての季節は好きなのですが、さすがに体調を崩してしまいそうになります(笑)
さて、この秋と冬の合間の11月を私が好きな理由は、熱いより寒いが好きだったり、食欲の秋だったりと様々ありますが、11月の異名が好きという点もあります。
11月の異名として一番有名なのは「霜月」ですが、他にも多くの異名を持っているのです。いくつか挙げていこうと思います。
「神帰月(かみかえりづき・しんきづき)」「神来月(かみきづき)」……これは10月の「神無月」「神在月」に由来しているのだと思います。出雲から各神社に神様が帰っていく、戻って来る、という意味ですね。
「竜潜月(りゅうせんげつ)」……由来は分からないのですが、竜潜(龍潜)とは英雄や賢人が世に出ずに隠れていること、あるいは天子がいまだ位に就かないでいることを指すようです。もしかしたら旧暦の11月でそういったことがあったのかもしれませんね。
「建子月(けんしづき)」……旧暦の11月には必ず訪れるため、また、北斗七星の取っ手の部分が真下(北の方角)を指すため、干支の始めの子の月を当てはめました。旧暦の11月では最も太陽が遠のき、北半球へと戻っていく季節でもあったために、11月を子の月、正月としていたのです。今回のタイトルの始まりの月、というのはここからきてます。
「辜月」……辜とは、罪や咎、磔、という意味ですが、こちらも由来などは見つかりませんでした。ですが、なぜこのような意味を持つ言葉が月の異名になったのか、興味深いですよね。
11月はどうしても霜や食に注目された言葉が多くなりがちですが、それ以外の言葉をピックアップしてみました。意外と由来がわからない言葉もあり、気になりつつもわからないもどかしい思いをしましたが、これだから昔の言葉の由来を調べるのが好きだな、と改めて思いました。
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Posted by admin on 2023年10月19日
今の時代、なんでもインターネットを使用することによってできてしまうようになりましたね。
どこにいても、インターネットを介して、世界中の人と繋がることができとても便利になりました。
ちょっと前まで考えもつかないようなことが現実となり、今では生活になくてはならない存在です。
家にいながら買い物ができるとかも、昔から考えたらすごいことですよね。
ボタンひとつで買い物が完了して、本や映画などにおいてはその場でデータとしてすぐに利用できる……改めてすごいなっておもっちゃいます。
コロナ禍で急速にテレワークが広がりましたが、出社しなくても、家にいながらお仕事もできるようになりましたし。
どこにいてもなんでも(っていうのはいいすぎかな?)できるって素晴らしい。
そんな素晴らしさをまた最近ひとつ実感したことがあります。
わたしはボードゲームが好きだったりします。
好きだけど人を集めたり、遊ぶ場所を確保し、ボードゲームを用意したりというのはなかなか大変だったりします。
ボードゲームカフェなんていうものもありますが、ちょっと遠出しないとありませんし気軽に遊べないなあなんて思っていました。
なんとなく「ボードゲーム オンライン」で検索したら、オンラインで遊べるボードゲームのサイトを発見!
場所がなくても、ゲームをもってなくても、24時間いつでもブラウザ上でボードゲームが遊べるんですよ!世界中のひとが遊んでいるので相手もすぐに見つかります。
本当に素晴らしい時代になりましたね。
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Posted by admin on 2023年9月21日
先日、某所へようがあって出かけたついでに「ヴィレッジヴァンガード」という雑貨屋さんにたちよりました。
ヴィレッジヴァンガードは、アパレル、おもちゃ、お香、インテリア用品、アクセサリとありとあらゆるものが売っていてのぞくだけでも楽しめます。
ヴィレッジヴァンガードは、雑貨屋さんにしてはめずらしく、結構な数の書籍が売られています。
しかも一箇所にあるんじゃなくて、いろんな商品の合間合間に、いろんなジャンルの面白い書籍が置かれているので、ちょっとした宝探しのようです。
また店員さんの独特な一言が書かれているポップも面白いです。
中には何言ってるかよくわからないものありますが、それはそれですごく惹かれるんですよね。
ポップを見るだけでも楽しめるので、興味があるかたは店舗に行くか、インターネットで「ヴィレッジヴァンガード ポップ」で画像検索してみてください。
今回はわたしが気になって購入したのは、レトロな缶詰のラベルが延々と載ってるヴィジュアルブックです。レトロなデザイン、イラストを見ているだけで面白いです。
最近は本屋さんも減ってしまい、ネットで本を買うことが増えましたが、やはりこういう店舗にいかないと出会えない一冊というのがあるので足を運んで本を眺めたいものです。良い買い物ができました。
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Posted by admin on 2023年8月19日
ミステリー作家、歌野晶午さんのデビュー作「長い家の殺人」を読みました。
歌野晶午さんといえば、叙述トリックで有名な「葉桜の季節に君を想うということ」で有名ですね。「葉桜」は思わずやられた!ってなりましたね。
ところどころ、ちゃんとヒントはあったんですが…最後までまったく気づかず。
「葉桜の季節に君を想うということ」という詩的で美しいタイトルなのに、冒頭がいきなり男性が出会い系で知り合った女性と行為をしてるところから始まるのも衝撃でした(笑)
叙述トリック関係なくストーリーとしてもとてもおもしろく、歌野晶午さんの作品の中では一番好きです。
あとは「密室殺人ゲーム王手飛車取り」や「絶望ノート」なんかも好きですね。読みやすく、ストーリーもあっと言わせるものが多く好きなミステリー作家の一人です。
そんな歌野晶午さんのデビュー作をまだ読んでいなかったなと思い、先日「長い家の殺人」を読みました。今の歌野晶午さんから考えるとトリックはとても簡単なもので、読んでて気づく方も多いかと思います。
じゃあつまらないのかと言われたらそんなことはまったくなく、キャラクターやストーリー、ミスリードもしっかりと入っておりとても楽しく読むことができました。
本編もとてもよかったですが、最後に載ってるミステリー作家島田荘司さんの歌野晶午さんとの出会いなどを綴ったものがとても興味深かったです。
歌野さんのデビューの経緯…やはりただものではなかった……!というわけで、最後までふくめておすすめの一冊です。
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Posted by admin on 2023年7月25日
先日、本屋さんで新刊コーナーを眺めていたらとある本が目に入りました。山田宗樹さんの「嫌われ松子の一生」新装版上下巻です。
この本が発売されたのは2003年なので、20年経って新装版が出た感じですね。
こちらの作品、映画、ドラマ、舞台になるほど人気の作品で、20年経った今また新装版がでるということはたくさんの人たちから愛されている証拠ですね。わたしももちろん読んだことがあります。
きっかけはSNSで当時繋がっていた方が、映画を絶賛していたことがはじまりでした。その人は何度も映画館に行って嫌われ松子を鑑賞していて、そこまで面白いのかと思っていたときに、ちょうど本屋で嫌われ松子の文庫本が目に止まり、買ってみました。
文庫本上下巻でなかなかのボリュームではありましたが、本当にあっという間。面白すぎてあっという間に読み終わりました。
すごく面白いけど、結末的にはかなりのバッドエンドだし、救いがないようであってないというか……。弱い人間がどんどんいろんなひとから搾取されて、すり減って、ひねくれて、堕ちるところまで堕ちて。
それでもめげない強さや飽きさせない作者の筆力からか、後味が悪いのにも関わらず何度も読みたくなる不思議な作品でした。
新装版が出たし、また久しぶりに読んでみようかな。
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Posted by admin on 2023年6月30日
最近、コンビニでも見かけるルイボスティーというお茶。実は飲んだことないんですよ。
と、いうのも子供の頃に母親が「ルイボスティーってまずいのね」と言ったセリフを覚えていて(それでルイボスティーの名前を知った)ルイボスティー=美味しくないといったイメージが抜けなくてなんとなく避けていました。というか、自分で買おうとか飲もうと思ったことがありません。
先日、お友達の家に遊びに行ったときにすごく香りのよいハーブティーのようなお茶をいただきました。オレンジのような香りがさわやかでほんのり甘みのある美味しいお茶でした。これなんてお茶ってきいたところ、オレンジフレーバーのルイボスティーでした。
え?こんなに美味しいの?ちょっとびっくり。
そのお茶が気に入ってしまい、自分でもオレンジフレーバーのもの、キャラメルフレーバーのもの、ノーマルのもののティーバッグを購入しました。どれも美味しいのですがやっぱり最初に飲んだ衝撃が忘れられず、オレンジフレーバーのものが一番好きです。
調べたらルイボスティーは体にもいいみたいですね。コンビニで見かけても積極的に買うようになりました。しかもノンカフェインなので、夜読書のお供に飲んでも睡眠の邪魔をしないし、それどころかリラックス効果があって良いです。
やはり飲まず嫌い、食わず嫌いは損をするなと思いました。
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Posted by admin on 2023年6月5日
小説を読んでいて思うことは、やはり日本語は美しいということです。そんな美しい日本語で美人を表す言葉を紹介したいと思います。
美しい女性を表現するのにかかせないのはやはり花でしょうかね。両手に花、なんて言葉もあるように女性の美しさや華やかさは昔から花で表現されることが多いです。
「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」
やはり美人を表す花といえばこの、芍薬、牡丹、百合が代表的ですね。芍薬はすらっとした女性、牡丹は座り姿が美しい女性、百合はたおやかに揺らめくところが美人の歩く姿を表していると言われています。
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」
菖蒲と杜若は美しい紫色のよく似た花です。とても良く似ているので、どちらも美人で選べないという意味で使われます。
「大和撫子(やまとなでしこ)」
日本人女性の美しさを表す言葉です。日本人特有の肌や髪の美しさだけではなく、言葉遣いや謙虚さといった内面的な美しさも含まれます。
その他も、胡蝶蘭といえば豪華で華やかなイメージ、桜といえば儚く美しいイメージ、菫といえばかわいらしく清楚なイメージ……と言った感じで女性を花で例えると文章も一気に華やかになります。
いつまでも花のある女性でいたいものです。
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Posted by admin on 2023年5月11日
先日、知人から本をいただきました。マツオヒロミ先生というイラストレーターさんの「マガジンロンド」という本です。
大正時代に発行された雑誌風のイラストやコミックスを掛け合わされた本なのですが、表紙から1ページ1ページ捲る毎に「可愛い」に溢れていて胸がときめきました。
イラストだけではなく雑誌風のキャッチコピーも一言一言がお洒落で、ずっと眺めていたくなります。
「マガジンロンド」に限らず、私は大正ロマンと聞くとすぐ、良いなと思ってしまう節があります(笑)素敵じゃないですか?西欧文化の影響を受け始めた、和洋折衷のファッションやヘアメイク、袴の女学生、レトロな純喫茶。正に古き良き文化だと思います。そんな風にお洒落をして、お洒落な喫茶店で本を読んでみる……なんてしてみたくもなりますね。私に似合うかは置いておいて(笑)
今時は「女性らしさ」や「男性らしさ」という言葉がセンシティブワードのようにになっていて、性別から人物を見ることがタブーのようにも思われていますが、それでも「マガジンロンド」のような女性らしい可愛らしさの浪漫が詰まっているものにときめかざるを得ません。
普段は文字ばかりの本を買いがちなので、そういう観点でも新鮮な気持ちで眺めることができました。プレゼントしてくれた知人には感謝しなければいけませんね。
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