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意図せざる形でが立て続け

Posted by admin on 2017年6月24日

先日自転車で坂を上っていたら、とてもつらく感じたので、まさかと思い確認してみると後輪の空気が抜けていたんです。その日はよりにもよってお醤油や食用油のような重いものを買った帰り、しかも友人に貸す予定で鞄に入れたハードカバーで厚さのある本も持っていて、苦行のような心持ちで自転車を押して上りました。坂の上に着いた時の達成感はひとしおではありません。運動部風の学生が下からランニングで登ってくるのが見えて、意図せざる形で彼らのようにこの坂でトレーニングをしていた事が嬉しく思えて「ファイト―!」なんて声をかけてしまいそうになりました。
頂上でのんびりしていると、本を貸す予定の友人からメッセージが届いていて「今どこ?私は着いてるよ」なんと、約束の時間はとうに過ぎているではありませんか。すぐに坂を下りて待ち合わせ場所に向かい、友人に遅刻してしまった理由を話すと笑いながら許してくれたので一安心、むしろ後輪がすかすかのタイヤでわざわざ遠回りをして本を届けてくれてごめんと謝られてしまいました。いつもならこんな状態であれば遠回りをせずに家に帰るのでしょうが、坂をのぼりきったという達成感で満たされていたからか、待ち合わせ場所まであっという間に着いて全く苦に思わず五キロ程離れたここまで来たのです。友人に本を渡していざ一人になると、なんだか疲れがどっときて、もう荷物も自転車も放り投げて電車で帰ろうかと投げやりでいたん時。聞き覚えのある掛け声が聞こえてきて顔を上げると、なんと、先ほどランニングしていた学生たちが目の前を通り過ぎていったではありませんか。驚く私の前をあっという間に過ぎ、学生たちは彼方へ走っていったのです。いやはや怖れいりました、どこから走ってきたのか分かりませんが、坂からここまで、そしてこの先もずっと走っている彼らには頭が上がりません。意図せざる形で元気をもらいましたから、私も少ししたら、自分の足でしっかりと歩いていきます。

Filed under: 小説とわたしと日常

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