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朝の光を感じながら読んだ月の夜の話

Posted by admin on 2020年11月24日

朝の満員電車の中でとっておきの素敵な短編小説を読みました。人がひしめく狭い空間でこんなにも穏やかな安らぎを得たことは今まであまり無かったように感じたほどに、美しくて可愛らしい物語です。またその時、窓から差し込む朝の陽ざしが一段と愛おしく思えたことは心に刻まれています。
この作品は月の光が差し込む部屋で縫物をしているおばあさんの元に不思議なお客様がやってくるストーリーです。窓を叩く音がして開けてみると美しい物売りの少女が立っており、心優しいおばあさんはその女の子を家に入れ手当をしてやると、いつの間にかあでやかな白いお花に変わっていたという物語でした。
煌々と輝く月と美しい白い花の香りを想像するだけでも思わずうっとりしたと同時に、花が人間に化けるというこの不思議なお話に強い魅力を感じたものです。そして私も満月の夜に窓辺で読書をしていたら、人間に化けたお花が私の元にも訪れてきてくれるのだろうかという淡い期待をも抱いたのでした。「化ける」という言葉には少し怖いイメージがありますが、美しい少女ならウェルカムです。幻想的で素敵な小説だったこともあり、今後この作家の他の小説もぜひ読んでみたいと、穏やかな朝日の中でささやかな意欲が沸いたのでした。

Filed under: 小説とわたしと日常

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