オクラの思い出
Posted by admin on 2015年12月5日オクラとししとうの区別がつかない、という人がいました。確かに形はちょっと似ていますが、小さい子ならまだしも、大人にもなって違いがわからないというのは…少々常識を疑います。調べてみたら、ししとうは獅子唐辛子のことで、植物学的にはピーマンと同種です。独特のぴりっとした辛さが特徴でてんぷらの盛り合わせなど、横にひっそりと添えられていたりしますね。私は子どもの頃、いつも残していましたが。あまりメインのおかずになることはありませんが、ビタミンCが豊富だとか。甘辛くさっと炒めるとおいしいですよ。
オクラがOKRAという英語名だというのは、最近本で読むまで知りませんした。こちらはネバネバ食品としても有名で私も好きです。ししとうのように辛みや苦みもないし、刻むと切り口が星のような形なので子どもも嫌がりません。和えもの炒め物などに使う以外に、オクラのおひたし、オクラのピクルスなんていうのもあります。小学生の頃、オクラを種から育てたことがありました。学校で種をもらい、ひとりひとり鉢植えにした育てたのです。夏休みには家に持ち帰るのですが、私は毎日観察して大事に育てたのできれいに花を咲かせ、三本収穫しました。味噌汁に入れて食べたのを覚えています。学校が始まってみんなに聞いたら、途中で水やりを忘れたりして枯らした人もいて、ちゃんと実をつけたのはクラスに数人しかいませんでした。オクラのイメージからは想像できないぐらい、清楚で美しい花だったので写真に撮ったほどでした。