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「最近の若者は…」と言う批判の裏には

Posted by admin on 2017年1月2日

雑誌か新聞かのコラムで「最近の若手作家は読書経験が浅い」と嘆息する評論家の文章を読みました。そのコラム曰く文学賞の受賞インタビューなどで、小さい頃から本が好きだったのですか?とか普段は本をたくさん読むのですか?という問いに対して「本はあまり読みません」と、多くの若手作家が答えているとの事です,、しかし私はその意見に疑問を感じます。国内で行われている文学賞の受賞作家全てのインタビューに目を通した訳ではありませんが、一応自分と同世代の作家さんのインタビューやエッセイをよく読む身としてはその様には感じたことはありませんでしたから。みなさん自信をもって各々の読書経験について語っていてとても勉強になるなぁと思っていた矢先でした。何時の時代でも何事に関しても「最近の若者は…」と叩上げられるものですから、あの評論家だって若い時は誰かに若さ故批判された事はあるでしょうし、若さは罪ですね本当に。しかし、読み進めていくと「読書経験の浅い若者はまずこの本を読め!」と銘打たれた書籍紹介欄があり、そこにはその評論家の本がいくつも掲げられています。そういう事かと、その大胆不敵な手法に笑いがこみ上げてくる程です。自身の本を宣伝したいならわざわざ若手作家さんを引き合いに出す事ないのに、こんな捻くれ者が書いている本、気になってしまうなんて。読書好きの性が疼きます。

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