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大人になった今、筆記された字の貴重さ

Posted by admin on 2019年7月10日

学生時代は他人が書いた字を目にする機会が多くありました。あの子は字が上手とか、かわいい字を書くとか、他人に対して抱く印象の中に筆記した字の性質が多少なりとも含まれていたように記憶しています。しかし大人になると、紙とペンではなくパソコンの画面上でやりとりをしますから他人の字を目にする機会は各段に少なくなった気がします。筆記する機会の多い仕事に就いている方はそんな事はないかもしれませんが、もうパソコン上では何年も付き合いがあるのに相手が書いた字を読んだ事のない人だって、寂しいけれどいるものです。強面の上司が、柔かい字を書いたり、かわいいあの子が逞しいそれを書くかもしれません。サインやメモ・封筒に書かれた宛名など、日常のひょんなきっかけで目にした他人の字を鑑賞する遊びはなかなか楽しいものです。
本の帯や広告に作家さん直筆のメッセージが書かれている事ってよくありますよね。あれも字フェチの私にとっては大変貴重で、憧れの作家さんの筆記を拝む事ができるなんて感無量な訳です。とくに注目して見るのが名前です、名前は人が一番書き慣れている字であり、それを作家さんがどのように書いているかは特に注目すべき点です。他の字より丁寧な人、とくに変わらない人やむしろ他より格段に雑な人、様々いて面白いです。いつも印字された字でしか知る事のできない作家さん自身の秘密を垣間見たような、そんな気分になります。

Filed under: 小説とわたしと日常, 思いついたこと

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