ブックカバーの色は楽しそう
Posted by admin on 2018年12月3日とある雑誌を読んでいると、色には人間の心理状態に作用する力があるという事を知りました。例えば赤やオレンジなどの暖色には興奮作用があり、気合いをいれたい時・元気を出したい時に背中を押してくれるんだそうです。一方で青・緑などの寒色には沈静作用があり、睡眠時・リラックスしたい時に眺めると心が落ち着くんだそうです。その本には「好きなカラーはありますか?あなたの身の回りに多いカラーは何ですか?」と投げかけ文句が、自分の身の周りを見渡してみると、なんとなく地味なものが多いなという印象。ベージュや紺に黒白。物を買う時「長く使いたい」とか「どんな場面でも使えそうな」とか日常における普遍性ばかりに注目してしまうのでこの通り気づいたら地味なデザインのものばかりが揃う訳です。しかしそんな地味な小物の中で唯一イロっぽさを放っているのがボルドーのブックカバーです。私にだってイロ気があるじゃない、なんてふざけつつ、家にあるブックカバーを思い返してみると黄緑にストライプ・花柄など服や鞄の地味さと裏腹に遊び心のあるデザインのものが多い事に気が付きました。たしかに身の回りのものを買う時はそれを使う場やそれを持って会う人の顔が思い浮かぶのですが、ブックカバーを買う際はそういう事は気にしないで純粋に「これお洒落だなぁ」とウキウキしながら選んでいる気がします。私にとって読書は自由に楽しむ事ができる癒しの場なんだなと改めて感じました。