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読みたい本は、横目で盗まず自分で購入しよう

Posted by admin on 2017年12月11日

電車で隣の席に座った女性が鞄から取り出した本は、話題の小説の続編。最近発売されたばかりで、私も読みたいとは思っていたものの時間がとれずまだ購入すらしていません。女性は鞄を太ももの上に置き、その上に本を置いてスマートフォンをいじり始めました。ちらっと横目で、新刊の装丁や帯に書かれた宣伝文句を盗み見させてもらうと読みたい気持ちが助長されてきました。はやく本を開いてくれないかな、いやらしくもそんな事を密かに思って電車に揺られていました。しかし女性はスマートフォンの画面に夢中で一向に本を開こうとしません、それどころかスマートフォンを降ろしたと思ったら頭を下げてしまいました。こっくりと頭を下げて動かない女性、どうやら眠ろうとしているようです。心の中で「本を開いて」なんて祈りますが、所詮盗み見を企む私のせこい祈りなど通用する訳がなく女性はあっと言う間に眠りに就いてしまったのでしょうか、規則正しく深い呼吸が伝わってきます。顔を上げると向かいの席に座っている老人が件の本を読んでいるのが目に入って、あちらに座っていれば……なんて思いましたが、人の本を盗み見しようなんていけませんね。今日は帰り道に書店に寄ってみます。

Filed under: 小説とわたしと日常

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