毎年チェックしておきたい本屋大賞
Posted by admin on 2014年9月12日本屋大賞という文学賞があって、毎年受賞作が発表されています。受賞作品が決定すると、各局のニュース番組やワイドショー番組などで取り上げるので、必ず毎年確認しています。この文学賞は割と新しくて、2004年からスタートしているようです。一般的な文学賞は審査員が作家さんですが、本屋大賞は全国の書店員さんの投票によって決められているという、珍しい文学賞なんですね。
書店員さんというと、小説愛好家の方が多そうですし、小説を読む目が肥えているイメージがありますね。でも、プロの作家や出版関係者ではなく、ほとんど私たちと同じ一般の素人の代表のようでもあり、何となく親しみが持ちやすい文学賞です。
今年本屋大賞を受賞した、「村上海賊の娘」の和田竜さんという作家さんの、受賞を受けてテレビのインタビューを見ました。創作法などを聞かれた時に、興味深い事を仰られていました。和田竜さんは以前、脚本家志望で脚本の勉強をしたり脚本コンクールに応募していた時期があったそうです。そのため、小説にする前に一度シナリオに起こすとのことでした。大変そうに見えるのですが、ご本人はその創作の仕方がやり易いそうで、作家さんによって、創作法は様々なのだと感じました。