美人の花
Posted by admin on 2023年6月5日小説を読んでいて思うことは、やはり日本語は美しいということです。そんな美しい日本語で美人を表す言葉を紹介したいと思います。
美しい女性を表現するのにかかせないのはやはり花でしょうかね。両手に花、なんて言葉もあるように女性の美しさや華やかさは昔から花で表現されることが多いです。
「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」
やはり美人を表す花といえばこの、芍薬、牡丹、百合が代表的ですね。芍薬はすらっとした女性、牡丹は座り姿が美しい女性、百合はたおやかに揺らめくところが美人の歩く姿を表していると言われています。
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」
菖蒲と杜若は美しい紫色のよく似た花です。とても良く似ているので、どちらも美人で選べないという意味で使われます。
「大和撫子(やまとなでしこ)」
日本人女性の美しさを表す言葉です。日本人特有の肌や髪の美しさだけではなく、言葉遣いや謙虚さといった内面的な美しさも含まれます。
その他も、胡蝶蘭といえば豪華で華やかなイメージ、桜といえば儚く美しいイメージ、菫といえばかわいらしく清楚なイメージ……と言った感じで女性を花で例えると文章も一気に華やかになります。
いつまでも花のある女性でいたいものです。