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生死の感覚が冴える時

Posted by admin on 2018年11月6日

世界中で今この瞬間も多くの命が亡くなりつつ中で、私の想像もつかない死が至るところにあるのだと考えてみても、なんだか霧がかかったようにボンヤリとして実感する事ができません。きっと私は生死に関わる感覚が鈍っているのでしょう、恵まれている事に、紛争・獣・感染病などなど命を揺るがす危機は私の日常にはありません。もちろん明日地球が爆発するかもしれないし、次の瞬間には私が座る椅子ごと床を抜け地をマントルをも突き抜けマグマに落下するかもしれませんが、なんとなく、心のどこかで「そんな事起こるはずがない」と高をくくっている自分がいます。そんな私でも小説家・漫画家など、若くして亡くなった方のニュースを見聞きするとやけに死を身近に感じます。日常で触れる事の多い文学に従事している、同じ年代の人間の死を突如聞かされると鈍った感覚がピクピクっと動き始める気がするのです。何故そんな事を考えたのかと言うと、渡航注意と言われる国へ一人旅に出た友人から手紙が届いたのです。
「こちらでは道端に動物の死体や汚物が転がっており、たかが二三軒となりに行くのさえもまるで忍者のように神経を尖らせ忍び足で歩かないといけません。さらに金で買った水も食べ物も、目で見て鼻で嗅いで、舌の上に少しのせてみて害がないかを確認してからでないと食べる事ができません。そんな生活のなかで生死の感覚が冴えている今日この頃、やはり日本は平和だなと思います。しかし平和過ぎて生きるための感覚が鈍ってしまいますよね、せっかく人間として五感を持って生まれたのだからそれをフルに使ってみるのも悪くないのかなと思います」子供の笑い声が聞こえる昼下がりの公園でこの手紙を読んで、色々と思うところがありました。そこでこの平和の中で自分にとって生とか死とかの感覚が震える瞬間っていつだろうと考えた結果でした。生前の彼らの作品を鑑賞し、しかしこの作者はもういない、そう考えるとやはり私にとって一番命を身近に感じるのです。

Filed under: 小説とわたしと日常

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