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トイレでサバイバル、本をトイレットペーパーの代わりに?!

Posted by admin on 2017年12月23日

先日、駅のトイレで遭遇したお恥ずかしい事件の話をさせて頂きます。突然のすさまじい排泄欲に駆られてトイレに駆け込んだのですが、ターミナル駅という事もあって大変混み合っていました。やっとの思いで入れてさっそく用を足し、トイレットペーパーを使おうとしたら、なんと紙がない……。これは大変な事になったと焦ります、ポケットティッシュなど持っておらず、私はこの狭い世界で一枚の紙すらもっていないのかと絶望に瀕しながら鞄を明あさっていると、紙があるではないですかそれもたくさん。本です、私は本を持っています「って!本で拭ける訳ないじゃーん!」ともう一人の自分が壮絶なツッコミをいれてくる一方で、いつぞや父が照れながら話していた事が思い出されました。「今日さぁ、拭こうと思ったらトイレットペーパーがなかったんだよ。もーまいってね、新聞もってたから、それで拭いちゃった」という父に家族中は大ヒンシュク、「新聞で拭くなんて最低」「じゃあどうすればよかったんだよ?父さん本当に困ったんだよ?」今なら分かります、あの時の父の必死の形相の意味が。しかし本となるとまた違った問題ですよね、さすがに本を破って済ますなんてできません。周囲からは忙しく流水音やドアを開閉する音が聞こえてきて、ずっとここに居座るのは極めて迷惑だと焦りが湧きたちます。本と睨めっこ、幸い文庫本なので柔かく、出版社の書籍宣伝の箇所なら問題ないかなと諦めかけていたその時。
「失礼致します。清掃はいりまーす」という福音が聞こえてきたではありませんか!ガサガサとこちらに近づいてくる救世主に向かってドアを叩き「すみませーん!ここ、トイレットペーパーくださぁい」と柄にもなく必死で叫んでいる自分がいました。ドアの上から投げ入れた神器を受け取り、心の底から有難がって使わせてもらいました。満ち足りた現代社会においても、紙一枚で人間は窮地に立てるものなんですね。

Filed under: 小説とわたしと日常

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