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「この儀式をしないと霊が出る?!」と、騒ぐ女の子たち

Posted by admin on 2018年11月21日

書店の子供向けコーナーの近くで立ち読みをしていた際、小学生くらいの女の子のグループが怖い話の本をキャーキャー言いながら読んでいる声が聞こえて、私が小学生の頃も、怖い話など流行っていた事を思い出しました。すると間もなくして、彼女たちの一人がただならぬ様子で「この話を聞いたら今日の夜、儀式をしないと霊が出るんだってー!どうしよう!」と悲劇めいた声を挙げました。周りの子たちも「キャー!」と言って手を繋ぎ合って本気で怖がっています。この話を聞いたら……つまり私も話を聞いてしまった内の一人です、もちろんそんなのフィクションですし幽霊なんて出ませんからそんなに心配しなくても。と言いつつ、彼女たちの必死の形相を横目で見ていると、なんとなくこちらまで不安な気持ちになってくるではありませんか。「大丈夫だよ!こんなの嘘だよ!」「でも、そんなに難しくないし、私は儀式しようと思う」女の子たちは口々に対処法について討論を始めました、好奇心と少しの不安の中、立ち読みの本に集中できず彼女たちの様子を横目で伺う事しかできません。あーでもないこーでもないと口論は終わる気配はありませんが、私は約束の時間があるのでもう書店を出なければなりません。信じている訳ではありませんが、儀式の内容を確認させてもらいたいなぁ……と怖気づきつつ、もういかなければなりません。結局その晩は、怖い話の事など忘れて早々に眠りに就いてしまいましたが、彼女たちがその後どういう結論を出したのか気になります。

Filed under: 小説とわたしと日常

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